私は熱中しやすい傾向があり、これまで人生の半分は推しのある生活を送ってきました。
大人になってから気付いたのですが、あんまりそうならない方もけっこういらっしゃるんですねー。
子どものころは、光GENJIのファンでした。
周囲の友達に流されていた気がしないでもないですが、小学校にアイドル雑誌を持って行って友達と盛り上がったりしました。
ファン全盛期のときは神奈川県に住んでいたので、親に原宿の光GENJIショップに連れて行ってもらってグッズを買ったり、おねだりして人生初コンサートに行ったりしました。
光GENJIが下火（←）になった頃からは、漫画にハマっていたような記憶がありますが、学生の頃はハマるとはいかなくてもジャニーズジュニアが出ているテレビは見ていたような気がします。
そんな、そこそこずっと推しがいる生活を送ってきた私が、人生で一番推し活にハマっていたのは、20代後半から30代前半くらいのとき。
ちょうど１度目の転職をして、定時で帰ることやお休みの日に出かけたりする時間ができた頃、某ジャニーズアイドルグループにハマり、ネットで気の合う同年代のファンに出会ってしまったためか、かなりのヒートアップ具合でした。
彼女がいろいろ教えてくれたり、誘ってくれたりしたことから、超楽しい推し活が始まりました。
ライブは愛知・東京・大阪をメインに、日にちが合えば札幌・神戸・広島・福岡と行ける範囲で調整し、チケット交換を募集したりして、2日で4公演参戦することもけっこうよくありました。
テレビ収録の観覧にも応募して日帰りで東京へ行き、帰ってきて次の日仕事するのも楽しかった。
東京で舞台を観に行った時は、その友人に教えてもらって、入り待ちや出待ちに初参加して手紙を渡したりもしました。
あのときは、かなり気軽に新幹線に乗っていてお金もだいぶかかったのですが、今思い返しても本当に楽しかった・・笑。
30代前半くらいのときに甥っ子ができて、さらに姪っ子ができ、いろいろあって一旦推し活が終了しました。
推しが甥っ子姪っ子になったのかもしれません。
そして、人生で一番ヒートアップした推し活の終了はなかなか大変でした（笑）
集めたグッズ、録画した歌番組のＤＶＤ、雑誌本体や切り抜き、公式の写真・・かなりものもで、かかった金額は考えないように時間をかけて処分しました。
このまま推し活なしの生活が続くかなと思いきや、数年経ったころに次の推しが現れてしまいました。
某ＬＤＨダンス＆ボーカルグループです！
ＳＮＳで情報が集めたり、同年代のファンと交流したり、人生初の推し活グッズ作って交換したり、本当に楽しかった・・・。
推し活って、時代で変化するのが面白いですよね。
コロナ禍でも、情報発信やオンラインライブ、席を間引いてのライブをしてくれたり、飽きさせずにずっと楽しませてくれたことは、本当に感謝でいっぱいです。
ですが、転職活動をして実際に転職したり、おうち時間の使い方を検討したり、旅行に行けなくなったりする中で、ふと、推し活やめてみてもいいかな・・と思えました。
コロナ禍での心のうるおいでもあったし、まだまだ大好きだけれど、集めたライブグッズも出番があまりなく、収納を圧迫している。
情報について行けるようにがんばって日々ＳＮＳをチェックしたり、スケジュールやお金を調整してライブに行ったりするよりも、他に時間を使ってみたい。
ライブは待っていればＤＶＤになるし、応援はいろんな形でできるはず・・ということで契約していた有料コンテンツの退会やＳＮＳなど、少しずつ終了しています。
集めたグッズも全部は無理だけど、こちらも少しずつ処分していこうと思います。
ありがとう推し・・・これからはもうちょっと静かに応援していきます・・・。
