最近よくこう思うのです。
もしかして、私には会社を見る目がないんじゃないだろうか・・・。
これまで4社見てきましたが、なんだか変な会社ばっかり。
どうしてこうなるんだろう・・・私が、ここ1・2年(?)で再度聞くようになった「就職氷河期世代」だからなのでしょうか。
ちなみに、私が就活をしていた頃は「就職『超』氷河期」と言われていました。
大学卒業後、最初に入った会社は工場併設の食品会社でした。
20年も前ではあるけれど、それでも古いんじゃないかという風習がすごく残った会社でした。
会社の役職者はすべて男性。
社員旅行では朝から飲酒して、夜は大宴会場でまぐろ解体ショーを見てご馳走を食べる。新入社員は重役にお酌をしてまわり、練習した余興を披露させられる。
配属された部署(技術系)では、新入社員は決まりのように1年のうちに何度も課長に泣かされ、早出当番・残業当番・休日出勤(振替なし)の求人票と全然違う働き方に疲弊し、毎日帰宅しては意識がなくなるように寝て、半年で8キロ痩せてしまいました。
その分給料はしっかりあったけど、使う時間も頭も全然ありませんでした。
怖い女の先輩には「私は残業時間はいつも減らしてつけている。ちゃんとした働きがまだできていないと思うから」と謎のプレッシャーをかけられたために、残業申請も少なめにしていました。
同期で総務に入った友人(女性)は、午前中に仕事が終わって暇で辛いと言ってたので(それも相当きついとは思いますが)、当時の私には本当に羨ましかったです。
10キロ痩せたら退職しようと決めて、2年で退職意思を伝えましたが、それがとても大変でした。
厳しかったけど良くしてくれた先輩(女性)に告げたところ職場でヒステリックに怒鳴られ、上司には嫌な顔をされ、ちゃんと話を聞いてくれたのは4人の同期だけだったような気がします。
その同期の中で私は一番に退職しましたが、理由は違えど数年後に残ったのは1人だけでした。
今思えば、同じ部署の先輩たちは忙しくて余裕がない人たちばかりだったけど、報連相とか、周囲がどういう状況なのかいつも見て動くとか、社会人にとって重要なことを教えてもらえたと思うので、そこだけは本当に感謝しています。
でも、あの時の先輩や上司の年齢になって、私自身が人の退職や休職の場面に何度も出会って、思うことがあります。
「退職すると決めた人は、爽やかに送り出してあげようよ」
すごく悩んで、迷惑かけることもわかってて、すごく考えて出した結論を伝えているのだから、もう決意は絶対に変わりません。
文句の1つや2つ(3つや4つ?)言いたいこともあるとは思います。実際に1人いなくなって迷惑もかけるのでしょうし。
でも、個人的には思うのです。
いなくなってしまう人がせめて良い思い出になるようにした方が、送り出した自分もすがすがしいのではないですかね??
そして、同期は本当に素敵で大切な存在でした。
社会人1年目で根性もなくキャパも小さかった私が2年も続けられたのは、何かあると泣きながら「ごめん。今日いい?」とお互いに声を掛け合って仕事後にご飯を食べに行き、話を聞いたり聞いてもらったりした同期のおかげです。
少ない休みの中で海やでスキーに連れて行ってもらったり、インドアな私を外に連れ出してもくれました。
転職したら、もう同期はできないことが普通だと思うので(実際それ以降は同期はできませんでした)、友達の少ない私の数少ないキラキラした思い出だなぁと、たまに懐かしく思い出すのです。
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当時、通勤の車の中では嵐のファーストアルバム「ARASHI NO.1」を一番聴いていました。今はもう絶盤なのか?売っていないんですね。
行きは歌いながら行きたくない気持ちを奮い立たせ、帰りは熱唱しながらストレスを発散していました。
車に乗ると涙が溢れてきて、泣きながら帰る日もたくさんあったなぁ・・・。